日本の伝統工業を再編集する|藍包丁「牛刀」
¥34,000
古くから一流の刀鍛冶の街として栄えた大阪・堺で生まれた和包丁。そして日本古来から伝わる藍染めの技術。このふたつの伝統が出会って生まれたのが「藍包丁」です。
今回のラインナップは3種。大きめの三徳として使える牛刀はヨーロッパから伝わった洋包丁で、主に肉を切るために開発されました。刃渡りが長いので大きな野菜やスイカなどを切ることもできますよ。
刃の紋様はダマスカス紋様といわれ、刃先にいくほど薄く繊細な研ぎが施されています。
鞘は持ち運びに便利なだけでなく、木材が湿気を吸い取る効果があるとされ、刃のサビを防ぐためにも古来から重宝されてきました。藍染グラデーションを施した鞘から現われるダマスカス模様の美しさをご覧ください。
この“職人コラボレーション”の意義について、坂元さんはこう語ります。
”1つめは、一つの製品で複数の産地にしっかりお金を産むっていう点。包丁が売れれば、大阪にも徳島にもお金が落ちる。そしてほかの地域の職人さんが、堺の包丁の価値を上げることができるんですよね。それが今回徳島県の舞工房さんだった。
日本には掛け合わせることができる技術がいっぱいあるので、このコンセプトが広がれば日本各地が元気になるんです。
もう1つは、価値の深掘りっていう所です。最近日本の伝統工芸品は注目されて、いろんなデザイナーさんが関わってきていておしゃれなものがたくさん出てきています。ただ、個人的には、職人がもっと前面に出るもので、新しいものを作りたい。ジャンルは違っても技術は素晴らしいので、掛け合わせることで価値が上がる。技術だけで価値が上がる機能性をつきつめたいんです。”
そんな坂元さんの想いがこもった機能美をつきつめた藍包丁、ぜひお手元でつかってみませんか。
♦商品情報
品名:藍包丁 牛刀 鞘付
発売元:エディットジャパン
刀身:V金10号 *さびにくい
刃渡り:21cm
仕上げ:ダマスカス+槌目
刃付け:両刃
柄:ヒバ
口輪:積層合板
・備考:
* こちらは両利き用です。
* 木目や藍染の具合などはひとつひとつ微妙に異なります。
* 藍染めの上に食品衛生法適合の防水コーティングをしております。
藍染めが染み出たり、抜け落ちることはありません。
* 防水コーティングは強い衝撃を与えると剥がれることがあります
* 硬いもの、凍ったものを切ろうとすると刃こぼれの原因になります。
* 刃を火であぶらないでください
* 食洗機は使わないでください
* 中性洗剤で洗った後、よく水気を取って自然乾燥させてください
* 全て職人の手による制作をしておりますので、月に生産できる数量が限られております。ご了承ください。
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