2018/01/26 09:00
こんにちは!70Seeds STOREのウィルソンです。
70Seeds STOREは「ストーリーが買えるセレクトショップ」として、商品の背景にある物語までをご紹介しています。
このあいだ年が開けたと思ったら、もう1月も終わりですね…!
そしてあっという間にやってくるのが、バレンタインデーです。
みなさんは毎年、バレンタインデーにはどんな贈り物をしているのでしょうか?
手作りチョコレートや高級チョコレート、甘いものが苦手な人にはお酒なんかもいいですよね。
今年は今までと違う、少し変わったプレゼントしてみては?
恋人にも、お父さんにも喜ばれる「なめらかぐい呑み」をご紹介します!
こちらのぐい呑みは、徳島県神山町の「杉」を加工して作られています。
手にとってまず驚くのは、その軽さ!
今までのぐい呑みとは比べ物にならないほど、手に馴染みます。
そして手触りの良さも、杉ならではのもの。
ずっと触っていたくなるような、やわらかな表面が特徴的です。
そのなめらかさは、口を当てて実際にお酒を飲むときに一番違いがわかります。
ふわっと杉の香りをまとったお酒の味はまた格別。
ぜひお酒好きの方に手にとっていただきたい、ぐい呑みです。
このぐい呑みを作っている「しずくプロジェクト」では、木目が荒く、柔らかいため、食器などの曲線加工に向かない杉を加工・販売しています。
始まりは、デザイナーの廣瀬圭治さんが神山町に移住したこと。
緑豊かだと思っていた山のほとんどが人工林であり、使い道が少なく密林のままだということを知った廣瀬さん。
密林では地面に光が届かないため、下草が生えず、土が固くなり、雨は地表を一気に流れる状況でした。
結果として山の保水力が弱まり、神山町を流れる川の水は30年前との3分の1になってしまったといいます。
廣瀬さんは杉の新たな活用法を模索し「ゼロ価値」となってしまっている杉を見事に蘇らせました。
徳島県内のロクロ職人の熟練した技術で、1つ1つが手作業で作られているこのぐい呑み。
大事に使えば、50年は使えるそう。
今年のバレンタインデーは、一生モノのぐい呑みをいかがですか?
日本酒だけでなく、焼酎やウイスキーを飲んでもいいかもしれません。
杉のなめらかな手触りと、愛情のこもった贈り物で、いつものお酒がより美味しく感じると思いますよ。