2018/02/27 12:00

こんにちは!70Seeds STORE のウィルソンです!70Seeds STOREは「ストーリーが買えるセレクトショップ」として、商品の背景にあるストーリーまでご紹介しています。


「この商品にはこんな背景があって…」「こんな人が思いを持って作っていて…」そんなふうにストーリーのある商品を取り扱うお店です。ぜひメディア(70Seeds)の記事も一緒にご覧くださいね。

 

さて、あっという間に春です!まだまだ寒いと思っていても、あっという間にやってくるのが卒業・入学シーズン。ご家族やお友達へのお祝いはもう選びましたか?


せっかくの記念に贈るものだから、長く使えるもの。かと言って、ありきたりなものじゃないほうが良い…。そんないつも少し悩んでしまうお祝いにピッタリの本革のボールペンをご紹介します。


このボールペンを作っているのは「MUKU」という、知的障がい者の方々が描く感性豊かなアート作品を展開するブランドです。岩手県花巻市出身の双子が手掛ける商品は、どれもカラフルで独創的な柄が特徴。これらはすべて、知的障がい者の方が描くアート作品です。


例えばこちらの作品「ワープロ」を描いたのは、八重樫道代さん。小さな頃から塗り絵が好きだったそう。初めて「自分の絵」を描き始めたのは19歳のときでした。以来、鮮烈な色彩と精緻な構成からなる作品を次々に生み出しています。ブラシマーカーを用いた緻密な画面が、他にはないアートですね。


またこちらの「無題」を描いた佐々木早苗さんは、絵のみならず織り物や切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富むさまざまな表現をおこないます。


現在彼女が打ち込んでいるのは、通販カタログを1ページずつ、ボールペンの不思議な書き込みでじわじわと埋め尽くしていくことだそうです。一つの仕事に集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るという彼女が生み出す「無題」には、心が惹きつけられるものがあります。


知的障がい者のアートを飾る「るんびにい美術館」からヒントを得たというMUKUは、金銭的なものではない「とにかく“描きたいから描く”アート」を、商品化し続けています。


ボールペンの製作パートナーとなったのは、創業50年以上の歴史ある東京の提携工場の中で、1から100まで全ての工程を日本で行うという「GRANESS Tokyo」です。こだわりのアートと、丁寧なものづくりの結晶がこのボールペン。


「GRANESS Tokyo」が使用するのは、表情豊かな本革です。天然素材ならではのやさしい手触り、風合い、味わいが、職人の手によって生み出されています。程よいハリと柔らかさが、驚くほど手に馴染みます。


卒業・入学は本人にとっても、周りの人にとっても大きなステップアップ。「今までよく頑張った」という誇らしげな気持ちや、これからの未来を見据える晴れやかな気持ち。そんな節目を思い出すきっかけとして、ずっと大切に使い続けられるボールペンを贈ってみてはいかがでしょうか。


本革がどんどんエイジングを重ねて手に馴染む頃には、またきっと新たなステップが見えてくるはずです。

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