2018/03/09 18:45

こんにちは!70Seeds STORE のウィルソンです!70Seeds STOREは「ストーリーが買えるセレクトショップ」として、商品の背景にあるストーリーまでご紹介しています。見た目や価格だけでなく、その商品に込められた想いや物語まで一緒にお買い物しませんか。

 

今回ご紹介するのは、ネクタイ。この春から新しく社会に出るあの人に、すてきなストーリーのあるネクタイを贈ってみるのはいかがでしょう。


このネクタイの特徴は、なんといっても独創的なその柄。新卒の会社員には少し派手だと思われるかもしれませんね。たしかに無地のネクタイは数本持っておいたほうが良いでしょう。でもせっかくの入社祝いです!長く使えて、ここぞというときに初心や贈ってくれた人の顔を思い出すような、そんなネクタイを贈ってほしいと思います。


こちらを作っているのは「MUKU PROJECT」というブランド。”ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”というテーマのもと、知的障がい者の方々が描く感性豊かなアート作品を商品に落とし込んでいます。


「自閉症の兄が描いたものが独特で面白いな、というのは印象に残っていました」


MUKU PROJECTを立ち上げた松田文登さんと松田崇弥さんは、自閉症の兄を持ち、知的障がい者の直面する貧困の事実も見ていました。そして、知的障がい者のアートを飾る「るんびにい美術館」を訪れたときに衝撃を受けたといいます。


「普通の作家さんだったら、この画材を使ったらいくらで売れるとか、今のトレンドに合わせて作ろうとか、金銭的な想定をしますよね。」


「でも「るんびにい美術館」には金銭的なものを全く感じず、とにかく“描きたいから描く”アートがあった気がして。このアートを活用したビジネスに挑戦したいと思った」


MUKU PROJECTの商品はそのアートだけでなく、品質にもこだわって作られています。ネクタイでコラボレーションしているのは、創業明治38年 紳士洋品の老舗「銀座田屋」。


MADE IN JAPANの細い絹糸を使用する「銀座田屋」は、高密度・多色の織りでMUKUの独特なアートを表現することができます。そう、このネクタイの緻密なアートは、プリントではないんです!1本1本の絹糸から織りだされるカラフルなネクタイは、まさに最高級品です。


社会に出て、毎朝ネクタイを選ぶとき。「今日の気分はどうかな」「今日はどんな人に出会えるのかな」と、その日の始まりに自分と向き合う時間です。独特な柄について、上司や同僚、お客さんとの会話が弾むこともあるかもしれませんね。


知的障がい者の人たちが「描きたいから」描いたネクタイをしめたら、明るい前向きな気持ちで仕事に向かえるのではないでしょうか。新しいステージに立つあの人に「自分らしくしていい」とメッセージと物語を添えてネクタイのプレゼント、おすすめです。

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