2018/03/27 14:36

こんにちは!70Seeds STORE のウィルソンです!70Seeds STOREは「ストーリーが買えるセレクトショップ」として、商品の背景にあるストーリーまでご紹介しています。見た目や価格だけでなく、その商品に込められた想いや物語まで一緒にお買い物しませんか。


春になり暖かくなってくると、少しカラフルなものや春らしい色使いのものが欲しくなりますよね。私もつい春色の薄手のセーターや、草木染めのストールなどを見てしまいます。そしてそれはキッチングッズも同じ。


はじめてこの藍包丁を見たとき「素敵な色!」と思ってよく聞けば、なんと藍染めで染められた包丁とのこと。草木染めなどの自然な染色が好きな、私のような人にはたまりませんよね!


奈良時代に日本に伝わったといわれている、藍染め。今頃の時期に栽培の始まる藍は、夏頃まですくすく育てられ、丁寧に乾燥と貯蔵を繰り返しながら染料になっていきます。その染料づくりはまさに年間を通してのもの。


中でも徳島県の藍染めは歴史が長く、高品質な藍として有名です。今回ご紹介している藍包丁の柄とケースに使われた木の藍染めも、徳島県の職人さんがひとつひとつ染め上げたものです。藍色の美しさにうっとりしてしまうような、グラデーション。「一体どうやって染めているんだろう?」と、いつもため息が出ます。


また藍染めはその美しさだけでなく、藍が持つ、抗炎症作用や抗菌作用も注目されています。薬として扱われていた時代もあったほど、その効果は高いとされています。


そんな藍が、衛生面に気をつけたい包丁と出会ったのは、もはや必然のような気すらしてきます。特に柄やケースの木の部分は、菌が繁殖しやすく、なかなか抗菌しづらい部分でもあります。この藍包丁は、木の質のよいヒバを使い、さらに藍染めをほどこしたこだわりの一品。


柄の部分だけでなく、もちろん刃物も最高品質のものです。刃物は、徳島から遠く離れた大阪の堺で有名な職人さんが、こちらも丁寧に作り上げています。藍染めの魅力だけでなく、その刃物の切れ味にも驚かされる包丁です。


こだわりぬいた徳島の藍染めと大阪の刃物が出会った、藍包丁。何度見ても「好き!」と言えるキッチンでの相棒になること間違いなしです。

 

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