2018/04/03 11:10

こんにちは!70Seeds STORE のウィルソンです!70Seeds STOREは「ストーリーが買えるセレクトショップ」として、商品の背景にあるストーリーまでご紹介しています。見た目や価格だけでなく、その商品に込められた想いや物語まで一緒にお買い物しませんか。


今回ご紹介する蝶ネクタイには、その特徴的な柄にストーリーが込められています。春らしいカラフルな首元で、普段着もワンランクアップ。ちょっとしたお出かけにも、個性的なおしゃれが楽しめます。


「その蝶ネクタイすてき!」誰かに声をかけられたら、ぜひそのストーリーを伝えてみてください。カラフルな柄を描いた障がい者の人々と、それをプロダクトに変えた双子の話です。


こちらを作っているのは「MUKU PROJECT」というブランド。”ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”というテーマのもと、知的障がい者の方々が描く感性豊かなアート作品を商品に落とし込んでいます。


「自閉症の兄が描いたものが独特で面白いな、というのは印象に残っていました」


MUKU PROJECTを立ち上げた松田文登さんと松田崇弥さんは、自閉症の兄を持ち、知的障がい者の直面する貧困の事実も見ていました。そして、知的障がい者のアートを飾る「るんびにい美術館」を訪れたときに衝撃を受けたといいます。


「普通の作家さんだったら、この画材を使ったらいくらで売れるとか、今のトレンドに合わせて作ろうとか、金銭的な想定をしますよね。」


「でも『るんびにい美術館』には金銭的なものを全く感じず、とにかく“描きたいから描く”アートがあった気がして。このアートを活用したビジネスに挑戦したいと思った」


蝶ネクタイになった4種類の「描きたいから描くアート」。そのひとつひとつに、人柄が見えてくる説明書きがついています。その一部をここでご紹介します。あなたの気に入る蝶ネクタイは、どんな人が描いたのでしょう。


「数字」を描いた小林覚さんは音楽と散歩が大好き。ビリー・ジョエル、クイーン、井上陽水、スピッツ、THE BOOMなどを聴くそうです。養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになったことから、小林さんのアートの才能は目覚めました。


八重樫清さんによって描かれた「家」は、なんと独自の感性でアレンジされた建築物。一見、抽象的な幾何学パターンのようにも見えるのがオシャレ。

少し特別なお出かけや、久しぶりに参加する集まりに。もちろん普段着のシャツに蝶ネクタイを合わせても素敵です。知的障がい者の人々が、描く圧倒的な表現力。お買い得品や流行りもいいけれど、思いのこもった「描きたいから描くアート」を身に着けてみるのも、たまにはいいかもしれません。

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